コンビニ揚げチキンがヤバいかもしれない

 

どうも皆さんこんにちは、イザークです。

 

今日気になったニュース、この後ろの方なのですが、パーム油の生産がコロナのせいで落ちているそうです。

 

 

ちょっと前にダイズの話をしましたが、今やダイズを凌ぐ搾油作物となっているのがパームです。

パームは果実を搾った油がパーム油です。

種子の中の核も油を含んでいるのでこの部分も搾ればパーム核油がとれます。

 

パーム油の生産量がダイズを追い越したのは2005年頃、だいたい3500万トンくらいの値でクロスしています。

 

で、タイトルなんですが、ダイズの価格高騰がヤバいことになっていることはちょっと前の投稿でも書いたかと思います。

ダイズは油を搾ったあとの粕が飼料に利用されるので、畑の肉がリアルな肉に転換されます。つまり、ダイズの価格高騰は「揚げチキン」の原料価格を直撃しているわけです。

そして今回のパームの生産減少です。パーム油は酸化や過熱に対する耐性が強いので、業務用のフライオイルに用いられます。

 

現在、コンビニで比較的手軽にファミチキとかななチキとか食べれていたのは、ダイズやパーム油など、飼料や油が安く供給できていたからです。

もちろん、すぐに食えなくなるということはないでしょうが、「なんか量少ない」「なんか最近高くなった」ということがこれから出てくるかもしれません。